1月27日 晴天に恵まれたなか、長野県諏訪市で

第三回精神科看護勉励会が開催されました。

 

今回は身体的科学的拘束がテーマで、それぞれの効果と弊害について講義をしていただきました。

そこで、皆さん少し考えてみてください。

 

身体的・科学的拘束のそれぞれの、効果とは何でしょうか。

この質問を所属施設のスタッフにしてみてください。返ってくる答えは、それぞれバラバラであり、弊害と思っていることを効果と感じている方もいると思います。

 

ここでは科学的拘束について、少しお話をさせていただきます。

座談会のテーマにもありますが、頓用薬が禁止となったら皆さんはどう対応しますか。

落ち着かないと思ったら渡す。患者が寝られないと思ったら渡す。

何故、落ち着かないのか、どうして眠れないのか考える前に、薬を渡すことばかり考えていませんか。

渡すだけ渡して、静かになったら良い、寝てくれれば良いとの思いばかりで、その方の日常生活に影響は起きていませんか。自分の勤務状況ばかりアセスメントしていませんか。

 

患者さんには、何かあったら薬を飲むことばかり説明していませんか。精神科だから薬が大事と思いますが、薬を中心として関わることでの、問題は見えていますか。

 

この議論は、もう10年前からされていますが、なぜ変わらずに話題になるのでしょうか。県が変われど、同じ話題がでてくるのか。これも精神科あるあるの一つなのでしょうか。

 

看護学生の頃は、精神療法を考えたが、就職後は薬が看護師判断で使えるようになり、抵抗がなくなっているように感じます。

皆さんも、座談会の結果などから、今一度振り返って考えてみてください。

ダウンロード
1月27日 座談会結果
1月27日 座談会結果.pdf
PDFファイル 246.1 KB